先日、風邪で体調を崩したのである医院へ行きました。総合病院ではありませんが割と大きな病院です。ところが、受付で対応した看護師がひどく太っている人で「病院で働いている人の中にも、太っている人がいるんだ」思うことがありました。医師はスリムな方でしたが、一人の看護師が太っていたのでその病院は何となく印象に残りました。この体験から、患者に直接対応する事が多い看護師はその病院の顔としての役割を持っていると実感しました。
個人の医院や特別な病気に限れば「あの先生は良いから」と、その病院の印象は治療にあたる医師の技量が大きくなってきますが、大きな病院になれば患者が真っ先に対面する看護師の印象がそのままその病院の印象にもつながります。もちろん、病院の評価には経営者や院長の影響もあり、医師や看護師だけが印象を左右するわけではありません。あくまでも、そこの設備や他のスタッフも含めて総合的に判断されるものですが、やはり患者から見れば自分に対応した人物の印象をそのまま病院の印象にしてしまいがちです。いい印象ならいいのですが、悪い印象だとだんだん患者も減っていくと思います。
現代は個人が簡単に情報を発信できる時代なので、病院の評判もすぐに広まってしまいます。特に悪い評判はことさら早く広まってしまうものです。患者がその病院の評判や印象の口コミを調べて来院することもあるので、病院としては良い医師だけでなく良い看護師も揃えたいところでしょう。しかし、看護師の仕事は非常に複雑で、技術面、対人面ともに高いスキルが求められる大変難しい仕事です。健康を指導する立場なので、自己管理にも気を抜けません。ある人は技術的な面を重視して良い悪いを判断するかもしませんし、患者に対して優しいことが全てだと思っている人もいるかもしれません。 しかし、それらの判断基準も場合によって変わってきてしまいます。まずは、看護師の見た目が健康的でないと印象はよくならない気がします。